ataru-mix: “大瀧詠一:歌は世につれ世は歌につれ、と言うけれど 萩原健太:世は歌につれるほど・・・・?…

Posted by tamura on 28th 4月 2021 in 未分類

ataru-mix:

“大瀧詠一:歌は世につれ世は歌につれ、と言うけれど 萩原健太:世は歌につれるほど・・・・? 大瀧:甘くはない!これ、私の得意のセリフね。先に動いてるのは世のほうなんだ。よく”未来を予見していた音楽”とか言うけど。要するに”世の動きを早く察知して音楽に取り込む能力のある人がいた”ってことなんじゃないかな。歌は世につれ、というのは、ヒットは聞く人が作る、という意味なんだよ。ここを作る側がよく間違えるけど。過去、一度たりとて音楽を制作する側がヒットを作ったことなんてないんだ。作る側はあくまで”作品”を作ったのであって”ヒット曲”は聞く人が作った。
で、何かヒットが一発出ると制作側はすぐに類似作を作る。その繰り返しがひとつのジャンルを形成する。もちろん、聞く側が同じものを要求する、つまりハヤっているものをもてはやすという側面は確かにあるわけで、世が歌につれると言えないこともないけどね。しかし、それが供給過剰になると聞き手はすぐにソッポを向く、それがどの程度長続きするかがそのジャンルの栄枯盛衰の歴史となるわけだ。”

ポップス”普動説” by大瀧詠一 前半|鳥肌音楽 Chicken Skin Music
これは良い書き起こし。冒頭のみ抜粋、元エントリ読まれたし。

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